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ちーがくん
はかせ!今日はこんな質問をいただきました!
質問内容
質問No.6 質問者:高校生 アッキー
マグマだまりはどうしてできるのですか?周囲との密度の違いが関係しているのですか?
ちーがくん
確かに地学の教科書で、マグマだまりの形成はマグマと周りの岩石の密度の違いが関係していると書いてありましたが、その理由がいまいち理解できていない感じがします。
はかせ
マグマだまりの形成は、確かにマグマと周囲の岩石の密度の違いが大きな役割を果たしておるぞ。
それを説明するために、マグマの基礎知識からおさらいしよう。
それを説明するために、マグマの基礎知識からおさらいしよう。
ちーがくん
マグマは地下にあるプレートが溶けてドロドロになった状態のもののことでしたよね!
その温度はおよそ1000℃だってことを「【赤色の正体はまさかの…!?】マグマが赤い理由を図解で解説!」でもやりましたね!
その温度はおよそ1000℃だってことを「【赤色の正体はまさかの…!?】マグマが赤い理由を図解で解説!」でもやりましたね!
はかせ
そうじゃな。この溶けた岩石である超高温のマグマは、周囲の固体の岩石よりも密度が低いんじゃよ。
密度が低いため、マグマは浮力を得て上昇するんじゃ。
密度が低いため、マグマは浮力を得て上昇するんじゃ。
ちーがくん
はかせ
マグマが上昇する過程では、以下のような現象が起こるんじゃ。
ーどのようにマグマだまりができる?ー
マグマだまりの形成までのプロセス
- 浮力による上昇
- 密度の低いマグマは相対的に密度の高い岩石の中で浮力を得て上昇する
- 浮力がマグマを地表近く(地表から10km程度)まで押し上げる
- 通り道の確保
- マグマは上昇しながら岩石を溶かす
- 既存の亀裂や構造的に弱いところを利用する
- これにより、マグマはさらに上昇しやすくなる
- マグマだまりの形成
- マグマが集まる場所がマグマだまり
- 周りの岩石の密度が小さくなり、マグマの密度と釣り合う地点でマグマだまりを形成
- マグマが一時的に溜まり、圧力が高まる
ちーがくん
なるほど!地下深いと岩石の密度も高いですが、ずっとその密度が一定ではなく、地表に近づくと密度が小さくなるんだ!
だから水中のビーチボールとは違って水面まで浮かばず、地表近くで密度が周囲と釣り合って止まるんですね!
だから水中のビーチボールとは違って水面まで浮かばず、地表近くで密度が周囲と釣り合って止まるんですね!
はかせ
そうじゃな。その後マグマだまりの圧力が高まると、マグマはさらに上昇して火山の噴火を引き起こすことがあるんじゃ。
ちーがくん
火山噴火をコーラで再現した時のように、コーラのボトルを振ったときのように圧力が高まり、噴き出すんですね!
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はかせ
まさしくその通りじゃ。
このようにして、地表に達したマグマは溶岩となり、火山活動として観察されるんじゃよ。
このようにして、地表に達したマグマは溶岩となり、火山活動として観察されるんじゃよ。
ちーがくん
なるほど!マグマだまりがどうしてできるのか、密度との関係がよくわかりました!マグマと周囲の岩石との密度が関係していたんですね!
はかせ!今日はありがとうございました!
はかせ!今日はありがとうございました!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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