ニュースの疑問

【2025年1月】台湾南部でM6.4の地震発生。台湾で地震が多い理由とは?【図解/Podcastで解説】

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ちーがくん
ちーがくん
はかせ!台湾南部で大きな地震があったというニュースを見ました。マグニチュード6.4の地震21日未明に発生し、44人がけがをし、多くの住宅で壁が崩れるなどの被害が確認されているそうです。避難所も開設されているそうですが、被災地の皆さんの安全がとても心配ですね…。
はかせ
はかせ
本当に恐ろしいニュースじゃ…。台湾は環太平洋地震帯に位置し、地震活動が非常に活発な地域なんじゃよ。この地震では震源が浅く台南や嘉義県で震度6弱という強い揺れが観測されておる。こうした浅い地震は、狭い範囲で大きな被害を及ぼすことが多いんじゃ。
ちーがくん
ちーがくん
台湾が地震多発地域なのは、プレートの衝突や活断層の影響なんですね。
はかせ
はかせ
その通りじゃ。台湾はフィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界に位置しており、プレート同士の圧縮によってエネルギーが蓄積されるんじゃ。さらに、地質的に「若い」島であるため、地殻変動が現在も活発に進行しているんじゃよ。今回の地震はこれらの中でも活断層型の地震だったようじゃな。
ちーがくん
ちーがくん
そうだったんですね。日本も同じく地震が多い国ですから、他人事ではありませんね。台湾の被災地の一日も早い復旧を祈りつつ、自分たちの地域の防災について改めて考えていく機会にしたいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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参考文献

第 007 號顯著有感地震報告 | 中央気象署
台湾南部でM6.4の地震 44人けが 多くの住宅で被害 避難所開設 | NHK

地学系大学院生ブロガー/気象予報士
ちーがくん
地学教育を普及させるために文系コースから高3で理転した大学院生です。大学では地球科学を専攻し、現在は気象系の研究室に所属しています。地学教育の空洞化を食い止めるために、当ブログを運営しています。このブログを通じて、地学教育の実態や、地学の魅力をお伝えしていきます!
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