地学書評

【地球の測り方】測地学をカラフルな図で学べる!初心者に優しい入門書を紹介【地学書評】

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ちーがくん
ちーがくん
はかせ!今日は、青木陽介先生の『地球の測り方』をご紹介したいと思います!


ちーがくん
ちーがくん
この本では、地球の形や変形を研究する「測地学」を、カラフルな図とともにとてもわかりやすく学べる一冊なんですよ!
はかせ
はかせ
おお、それは楽しみじゃな。測地学は昔からある学問じゃが、最近では最新技術のおかげで大きく進化してきた分野じゃな。
どんなところが特に魅力的なんじゃ?
ちーがくん
ちーがくん
まず一つ目は、なんといっても「カラフルな図が多くて読みやすい」ところです!
ちーがくん
ちーがくん
専門書って、文字ばかりで難しく感じてしまうことも多いですが、
『地球の測り方』は豊富な図解で直感的に理解できるんです。
視覚的なサポートがしっかりしているので、測地学が初めての方でもスイスイ読み進められます
はかせ
はかせ
それはうれしい配慮じゃな。難しい話も、図があれば一気に親しみやすくなるものじゃな!
ちーがくん
ちーがくん
そうですよね!
さらに二つ目のポイントは、「最新の研究や議論が続いているテーマにも触れている」ことです!
ちーがくん
ちーがくん
教科書ではなかなか扱われない、最先端の話題まで盛り込まれているんです。
測地学は今や、プレート運動や地震、火山活動だけでなく、氷床の融解や気候変動にまで関わる幅広い分野へと広がっているそうですよ!
はかせ
はかせ
最近は全地球測位衛星システム(GNSS)を使って、地球の内部構造から大気圏・電離圏まで、広範な相互作用が観測できるようになったんじゃ。
わしらが学生の頃には想像もできなかった世界じゃよ。その内容までこの本ではカバーしているとは、地学の面白さが詰まった本じゃな!
ちーがくん
ちーがくん
この本の中では、複雑な内容でも数式を使わずに平易に解説してくれているので、
測地学に興味がある人なら誰でも楽しめると思います。
著者の青木先生ご自身も、測地学がホットな分野に変わり始めた1990年代後半に大学院で研究生活をスタートされたそうです。
自ら新発見に関わり、興奮を味わってきた経験をもとに、この本を書かれているんですね!
はかせ
はかせ
それは説得力があるな!
現場で実際に目撃した人の話は、やはり重みが違うものじゃ。
ちーがくん
ちーがくん
青木先生は、「このワクワクする気持ちを、書物を通じて皆さんと共有したい」という思いから本書を執筆されたそうです!
そんな熱い思いがこもった一冊、『地球の測り方』、ぜひ多くの人に手に取ってもらいたいです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

今回ご紹介した本


地学系大学院生ブロガー/気象予報士
ちーがくん
地学教育を普及させるために文系コースから高3で理転した大学院生です。大学では地球科学を専攻し、現在は気象系の研究室に所属しています。地学教育の空洞化を食い止めるために、当ブログを運営しています。このブログを通じて、地学教育の実態や、地学の魅力をお伝えしていきます!
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