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恐竜絶滅の原因は隕石衝突だけではなかった!?白亜紀最後の100万年の最新研究!【図解/Podcastで解説】

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ちーがくん
ちーがくん
はかせ!東京大学などの研究チームが、白亜紀最後の100万年間の気候変動を詳しく復元することに成功したそうです!
はかせ
はかせ
これはすごく興味深い研究じゃな!白亜紀といえば、恐竜が繁栄していた時代の終わり頃じゃが、
今回の研究では、海底堆積物の分析を通じて、その時代の気候変動を詳細に明らかにしたということじゃな。
ちーがくん
ちーがくん
そうなんです!研究によると、インドのデカントラップで2回の大規模火山噴火があったことがわかったそうです。
高校の地学基礎や地学の教科書には載っていない内容ですね!
はかせ
はかせ
デカントラップとは、インド西部に広がる巨大な火山岩地帯のことじゃな。
この火山活動は6700万年前から6600万年前にかけて起こり、大量の二酸化硫黄や二酸化炭素を放出したと考えられておるそうじゃ。
特に今回の研究では、この噴火が2回に分かれて発生し、それぞれ異なる影響を地球環境に与えたことが分かったんじゃよ。
ちーがくん
ちーがくん
なるほど!これによってどういう影響があったんですか?
はかせ
はかせ
最初の噴火では、大量の二酸化硫黄が放出され、地球全体の気温が一時的に低下したと考えられるんじゃ。
一方、2回目の噴火では二酸化炭素が多く排出され、温暖化が進んだ可能性があるんじゃよ。
こうした気候変動が、生態系に大きなストレスを与えたと考えられておる。
ちーがくん
ちーがくん
気温が低下したり、温暖化が進んだり白亜紀の終わりに向けて、生物たちは気候の変化に適応しなければならなかったんですね。
はかせ
はかせ
そうじゃ。そして、この気候変動が、6600万年前の巨大隕石衝突による大量絶滅の「下地」になった可能性があるというのが、
今回の研究の重要なポイントなんじゃ。
つまり、火山噴火によってすでにストレスを受けていた生態系が、隕石衝突による環境変化に耐えきれず、大量絶滅へとつながったということなんじゃな。
ちーがくん
ちーがくん
気候変動と生態系の関係を考える上でも、今回の研究はとても重要ですね!
今後起きうる大量絶滅イベントのリスクを考えるうえでも、この研究結果はみんな知っておくべきですね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

参考文献

地球の軌道リズムが巨大噴火と気候変動のタイミングをつなぐ ―白亜紀最後の100万年間の気候変動を詳細に復元することに成功― | 東京大学大気海洋研究所

東大、ドイツ・イタリア・米国の研究者らと共同で白亜紀最後の100万年間の気候変動を詳細に復元することに成功 | 日本経済新聞

地学系大学院生ブロガー/気象予報士
ちーがくん
地学教育を普及させるために文系コースから高3で理転した大学院生です。大学では地球科学を専攻し、現在は気象系の研究室に所属しています。地学教育の空洞化を食い止めるために、当ブログを運営しています。このブログを通じて、地学教育の実態や、地学の魅力をお伝えしていきます!
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