図解 / Graphic

【見分け方を徹底解説!】高気圧 低気圧のイメージが湧かない人へ

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ちーがくん
ちーがくん
はかせ!高気圧と低気圧ってあるじゃないですか?あれのイメージがいまいち湧かなくて…。
上昇気流だと低気圧、下降気流だと高気圧とか言われても、正直よく分からないんですよね。
はかせ
はかせ
高気圧と低気圧をイメージで捉えられるかどうかが、天気の分野が好きになるかどうかの分かれ目になっているといっても過言ではないからな。わしもそれを丸暗記していた頃は、面白さが分からなかった。
しかし、これらをイメージで捉えられるようになると、一気に天気の勉強が面白くなるぞ!
今回はそんな高気圧と低気圧をイメージで捉える方法を紹介しよう。

高気圧や低気圧って、イメージで捉えられそうで捉えられないですよね。

そんな人も本記事で紹介している方法を用いれば、これらをイメージで捉えることが出来るようになります。

今回はそのイメージについて、モルモットたちと一緒に学んでいきましょう!

▼この記事の動画版はこちら!▼

よくある解説

はかせ
はかせ
よくある解説はこんな感じじゃな!
ちーがくん
ちーがくん
そうですこれです!低気圧では周りに比べて密度が低くて上昇気流、みたいなやつですけど、なんか密度が低いとか高いとか、イメージが湧きづらくないですか?
はかせ
はかせ
そうじゃな、だから丸暗記してしまっている人も多いんじゃろう。しかし、それではテストなどで逆に思い出してしまう可能性もあるな。
ちーがくん
ちーがくん
そうですよね。どうすればいいんでしょう…?

「風に乗った座布団」で考える

はかせ
はかせ
そこでわしがおすすめしておるのが、「風に乗った座布団」で考える、ということじゃ。
ちーがくん
ちーがくん
座布団が風に乗って、飛んでいくイメージですね!上昇気流では風に流されて上空に飛んでいってスカスカに、下降気流ではぎゅーっと押し付けられていますね!
はかせ
はかせ
そうじゃ。こうすることによって、低気圧では周囲に比べて空気がスカスカであるということが、高気圧では周囲に比べてぎゅうぎゅうであるのがイメージできるじゃろう。
ちーがくん
ちーがくん
そうですね!しかも、これなら「上昇気流で低気圧」「下降気流で高気圧」っていうのが考えなくてもすぐ分かります!

「下降気流が弱まると高気圧が弱まる」も直感的に分かる!

はかせ
はかせ
同じように考えると、「下降気流が弱まると高気圧が弱まる」ということも直感的に分かるようになるぞ。
ちーがくん
ちーがくん
直接的に密度が小さくなるイメージが付きますね!

まとめ

はかせ
はかせ
今回は、高気圧と低気圧のイメージについて解説した。このイメージがあれば、丸暗記に頼る必要はなくなり、現象がイメージで捉えられるようになるぞ。
ちーがくん
ちーがくん
気象の勉強がどんどん楽しくなりますね!このイメージを大切にしながらこの先も勉強します。
はかせ!今日はありがとうございました!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

地学系大学院生ブロガー/気象予報士
ちーがくん
地学教育を普及させるために文系コースから高3で理転した大学院生です。大学では地球科学を専攻し、現在は気象系の研究室に所属しています。地学教育の空洞化を食い止めるために、当ブログを運営しています。このブログを通じて、地学教育の実態や、地学の魅力をお伝えしていきます!
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