防災

【着雪&外出時の注意点】関東に降る雪で注意することを図解でわかりやすく解説!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
ちーがくん
ちーがくん
都内などで雪が降ると、公共交通機関などで混乱が起きますよね!
関東に降る雪で何か注意した方がいいことはありませんか?
はかせ
はかせ
そうじゃな。今回は、主に関東地方に絞って、雪が降った時に注意することについて解説しよう!

関東地方で降る雪の注意点についてご存知ですか?

本記事を読めば、関東地方で降る雪の特徴や注意点について理解を深めることができます。

今回はこれらについて、モルモットたちと学んでいきましょう!

湿った重い雪による着雪に注意

はかせ
はかせ
まず注意しなくてはならないのは着雪じゃ。
ちーがくん
ちーがくん
着雪…?
はかせ
はかせ
着雪というのはな、木や電柱などに雪が積もることによる被害のことじゃ。
雪の重みで電線が切れたり、倒木したりすることがある。過去には着雪で車庫や農業ハウスが倒壊したこともあったんじゃ。
ちーがくん
ちーがくん
それは危険ですね!
でも、これって関東地方に限らず、雪が降る地域ならどこでも注意しなくちゃいけないことじゃないんですか?
はかせ
はかせ
確かに、関東地方以外の地域でも着雪には注意が必要じゃろう。
しかし、関東地方に雪を降らせる南岸低気圧から降る雪は、湿り気の多い雪であることが多いんじゃ。だから電線や木などに雪が付着しやすく、着雪の被害が出やすい。
ちーがくん
ちーがくん
確かに、北海道に遊びに行ったときはパウダースノーで、さらさらの雪でした!
関東地方で降る雪とは違う感じするなって思ってました!
はかせ
はかせ
その重くて湿った雪に加えて強風が吹くと、より着雪の被害は出やすくなる。
ちーがくん
ちーがくん
そうなんですね…
着雪について、なにか気をつけた方がいいことはありますか?
はかせ
はかせ
場合によっては、着雪によって電線が切れてしまっていることがある。その時は絶対に近づいてはならぬぞ。すぐに電気会社に連絡するんじゃ。
ちーがくん
ちーがくん
分かりました!

車を利用する時の注意点

はかせ
はかせ
次からは関東に限らず一般的な話になるが、車を利用する時の注意点じゃ。
まずは可能な限り、車を使わないことがベストじゃな。
ちーがくん
ちーがくん
そうですよね、
ですが、どうしても車が必要な場面もあると思うのですが、その場合はどうしたらよいのでしょうか。
はかせ
はかせ
うむ。まずは冬用タイヤやチェーンを装着するのは絶対じゃな。
あとは、速度を落とした安全運転は心がけなればならん。
ちーがくん
ちーがくん
そのためには時間に余裕を持った行動も大切ですよね!
はかせ
はかせ
そうじゃな。
あとは、立ち往生してしまった場合に備えて飲料水や食料品、スコップや防寒具などの非常用品は準備しておいた方がよいじゃろう。
ちーがくん
ちーがくん
そうですね、先日も都内の大雪で10時間くらい立ち往生してしまった例もありましたからね。
はかせ
はかせ
あとは、通行止めなどの情報には注意した方がいいじゃろう。
高速道路などでは「計画的・予防的通行止め」を行うことがあるから、外出前に調べておく必要があるな。
ちーがくん
ちーがくん
分かりました!

外出する際の注意点

ちーがくん
ちーがくん
僕は雪の日でも学校に行くことが多いんですけど、そのような外出の時に気をつけた方がよいことはありませんか?
はかせ
はかせ
そうじゃな。まずは家を出る前にできることから解説していこう。
ちーがくんはいつも、外出する際にどんなかばんを持っていっているんじゃ?
ちーがくん
ちーがくん
リュックサックに、手提げバッグを持っていることが多いですね!
はかせ
はかせ
そうじゃったら、雪の日にはなるべく手提げバッグは持っていかぬほうがいいな。
両手が自由になるような格好で出かけた方がいいぞ。
ちーがくん
ちーがくん
なるほど!
雪の日は手提げバッグの中身もなるべくリュックサックに詰めるようにします!
はかせ
はかせ
あとは、電車の運行情報も外出前に確認しておこう。雪があまり降らない地域では、雪が降ると電車が遅延したり、運転を見合わせたりすることはよくあるからな。
ちーがくん
ちーがくん
そうですね!事前に確認していきます。
あとは当然かもしれませんが、マフラーや手袋などの防寒具も必要ですよね!
はかせ
はかせ
それらもあった方がよいな。
あとは、靴は滑り止めの着いたものを用意しておいたほうがいいな。
ちーがくん
ちーがくん
分かりました!雪が降っていないうちに買いにいってきますね!
はかせ
はかせ
よし。次に、歩き方について解説するぞ。
まずは、まだ雪が固まっていない安全な場所を歩くように心がけてくれ。人が多く通行する場所や日陰などは、雪が固まっていて滑ってとても危険じゃ。
ちーがくん
ちーがくん
何度もヒヤッとした経験があるのでよく分かります…。
あとは、横断歩道とか駅の出入口とかも危険ですね!
はかせ
はかせ
間違いない。
あとは、歩幅は小さくというのが鉄則じゃ。早く歩こうとして歩幅が大きくなると転びやすくなる。
ちーがくん
ちーがくん
雪の日の歩き方はペンギン歩きって聞いたことありますよ!
雪の日には事前にペンギンの動画を見て勉強していくことにします!(笑)
はかせ
はかせ
…。
最後にちーがくんにクイズじゃ。転びそうになった時はどうすればいいと思う?
ちーがくん
ちーがくん
えーっと、頑張って耐えます!
はかせ
はかせ
それは無理な場合を考えてくれ。
ちーがくん
ちーがくん
そうですね…その時の流れに身を任せます!
はかせ
はかせ
それだとケガしかねんな。
転びそうになった時の最適解は、おしりから転ぶということじゃ。前に転んで手をついたり、膝から倒れたりすると危ないのは想像できるじゃろう。
ちーがくん
ちーがくん
確かに!それよりもおしりから尻もちの方が明らかにダメージは少ないですね!

まとめ

はかせ
はかせ
今回は、関東地方に降る雪の注意点について解説した。普段雪がほとんど降らない関東地方で雪が降ると混乱に陥ってしまうことが多い。
被害を最小限に食い止めるためにも、関東に降る雪の特徴や注意点を知っておくことはとても大切じゃ。
ちーがくん
ちーがくん
次に雪が降ったときには、今日教えてもらったことを思い出して過ごそうと思います!
はかせ、今日はありがとうございました!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

地学系大学院生ブロガー/気象予報士
ちーがくん
地学教育を普及させるために文系コースから高3で理転した大学院生です。大学では地球科学を専攻し、現在は気象系の研究室に所属しています。地学教育の空洞化を食い止めるために、当ブログを運営しています。このブログを通じて、地学教育の実態や、地学の魅力をお伝えしていきます!
\ Follow me /