地球の活動

【種類や例を図解でわかりやすく!】3種類のプレート境界

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ちーがくん
ちーがくん
はかせ!プレート境界には3種類あるって聞いたことがあるんですけど、どんなものがあるんですか?
はかせ
はかせ
そうなんじゃ。プレート境界には3種類「プレート発散境界」「プレート収束境界」「プレートすれ違い境界」があるぞ。
今回は、これらの境界について例などを交えながら解説するぞ!

地学基礎・地学で学ぶ3種類のプレート境界。

これらがどのような動きをしているものなのか、混乱してしまいやすいですよね。

今回は、そんな3種類のプレート境界について、モルモットたちと一緒に学んでいきましょう!

プレート境界には3種類ある

はかせ
はかせ
3種類のプレート境界についてまとめると、このようになるぞ!
ちーがくん
ちーがくん
プレート発散境界がプレート同士が離れ合う境界、プレート収束境界がプレート同士が近づき合う境界、プレートすれ違い境界がプレート同士がすれ違っている境界、ですね!
はかせ
はかせ
そうじゃな。まずは難しく考えすぎず、図で示したようにプレート同士の動き方を理解するんじゃ。
ちーがくん
ちーがくん
名前と定義だけで覚えようとすると、混乱してしまう原因ですね。
ここに載っている図で理解することにします!
はかせ
はかせ
これらの3つの境界について、1つずつ解説していくぞ。

プレート発散境界

はかせ
はかせ
プレート発散境界はプレート同士が離れ合う境界、すなわちプレートが新たに生み出されている場所といえるぞ!
ちーがくん
ちーがくん
確かに、プレート同士が離れあっているのにプレートが続いているということは、新たにプレートが生み出されていなければおかしいですよね!
はかせ
はかせ
代表例としては、アイスランドのギャオがあるぞ!
はかせ
はかせ
ここは世界で唯一、陸上を海嶺が横切っている場所じゃ。
ギャオというのはアイスランド語で「地球の裂け目」という意味があるぞ!
ちーがくん
ちーがくん
地球の裂け目!かっこいい!
地球が生きているということを感じられる名前ですね!

プレート収束境界

はかせ
はかせ
次にプレート収束境界じゃ。
プレート収束境界はプレート同士が近づき合う境界、すなわちプレートが沈みこんでいる場所といえるんじゃ。
ちーがくん
ちーがくん
これは僕たちにとって一番馴染み深い境界かもしれませんね!
日本海溝はまさしく、大陸プレートの下に海洋プレートが沈みこんでいる例ですからね!
はかせ
はかせ
そうじゃな。今ちーがくんが挙げた日本海溝は、大陸プレートと海洋プレートがぶつかりあった例じゃが、大陸プレート同士が衝突しているところもある。
その例としては、ヒマラヤ山脈があるぞ!
ちーがくん
ちーがくん
ヒマラヤ山脈ですか!?
ヒマラヤ山脈ってあの、世界最高峰のエベレストがある、あのヒマラヤ山脈ですか?
はかせ
はかせ
そうじゃ。みんながよく知るエベレストというのはこのように、プレート収束境界で大陸プレート同士が衝突し合うことでできた地形なんじゃよ。
ちーがくん
ちーがくん
そうなんですね。エベレストはよく知ってたけど、そのでき方までは知らなかったです!

プレートすれ違い境界

はかせ
はかせ
最後にプレートすれ違い境界じゃ。
これは名前の通り、プレート同士がすれ違っている境界じゃな。
地理や地学で出てくる「トランスフォーム断層」はこのプレートすれ違い境界の1種じゃぞ。
ちーがくん
ちーがくん
そうなんですね!
トランスフォーム断層の例としてよく挙げられているのは、アメリカのサンアンドレアス断層ですよね?
はかせ
はかせ
そうじゃな。これは北アメリカの西岸、カリフォルニア州にあるものじゃな。
このサンアンドレアス断層は、長さ1000kmにもわたって伸びる断層なんじゃよ。
ちーがくん
ちーがくん
長さ1000kmって、半端じゃない長さですよね?
はかせ
はかせ
調べたところ、およそ東京からソウルくらいまでの長さじゃな。
ちーがくん
ちーがくん
東京からソウル!?飛行機で移動しても3時間くらいはかかる距離ですよ!?
ものすごい長さでプレートのすれ違いが起こってるんですね!

まとめ

はかせ
はかせ
今回は、3種類のプレート境界について学習したぞ。
色々説明したが、1番大事なのはそれぞれのプレート境界がどのような動きをしているかということじゃ。
ちーがくん
ちーがくん
色々な知識を入れるとどうしてもそこが抜けがちになってしまうので、そこだけは確実に覚えて帰ります!
はかせ!今日はありがとうございました!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

地学系大学院生ブロガー/気象予報士
ちーがくん
地学教育を普及させるために文系コースから高3で理転した大学院生です。大学では地球科学を専攻し、現在は気象系の研究室に所属しています。地学教育の空洞化を食い止めるために、当ブログを運営しています。このブログを通じて、地学教育の実態や、地学の魅力をお伝えしていきます!
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