テクニック

【中2理科/地学】気圧の考え方 見えないものを可視化する覚え方を紹介!

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ちーがくん
ちーがくん
はかせ!気圧について勉強してるんですけど、いまいちどんなものか分からなくて…
はかせ
はかせ
確かに気圧は目に見えんから、どんなものかは想像しづらいじゃろうな。今回はそんな気圧を想像しやすくするテクニックを紹介しよう。

気象学など様々な分野と切っても切り離せないものである「気圧」ですが、目に見えないために直感的な想像がしづらいですよね。

しかし、本記事で紹介するテクニックを使えば、見えない気圧が一気に可視化できます。

今回はそんなテクニックについて、モルモットたちと一緒に学んでいきましょう!

よくある解説

はかせ
はかせ
よくある解説はこんな感じじゃな!
ちーがくん
ちーがくん
「気体の圧力」だとそのまま過ぎますし、「地上にかかる大気の重さ」とか言われてもイメージできないですよ…

こう覚えよう!

はかせ
はかせ
ここで、わしが提唱しているテクニックはこれじゃ!
ちーがくん
ちーがくん
「その場所の上に乗っている空気の重さ」と考えるのですか!
確かに、その場所より上にある分の空気がその重さであると考えれば、かなり想像しやすくなりますね!
はかせ
はかせ
本来目に見えない気圧が可視化されることで、ずっとイメージしやすくなるぞ。
次に例を示すぞ!

「山の上は気圧が低い」の考え方が変わる

はかせ
はかせ
「山の上は気圧が低い」ということも、この考え方を用いるとすぐに分かるようになる。
ちーがくん
ちーがくん
どういうことですか?
僕は「山の上は気圧が低い」ってのがいまいちよく分からなくて困っていたんです。
友達に聞いたら、山に登ったことがあるから分かるって言ってたんですけど、僕は登ったことがなくて…
はかせ
はかせ
このテクニックを使えばすぐにわかるぞ!
はかせ
はかせ
山は平地に比べて高いところにある。そのためこの画像からも分かるように、その場所の上に乗っている空気の量が少ないといえる。だから、山の上は気圧が低いんじゃ!
ちーがくん
ちーがくん
なるほど!その場所の上にある空気の量が少ないと考えれば、すごく直感的に分かりますね!

山に登るとポテチの袋が膨らむ理由もこれで分かる!

はかせ
はかせ
ちーがくん、山に登るとポテトチップスの袋が膨らむという話を聞いたことがあるかい?
ちーがくん
ちーがくん
聞いたことあります!それもこの考え方で説明できるんですか?
はかせ
はかせ
そうなんじゃ!
はかせ
はかせ
山の上に登ることで、その場所の上にある空気の量が減る。そのためこの画像からも分かるように、周りからポテチを押す空気の量が減る
だから山に登るとポテチが膨らむんじゃ!
ちーがくん
ちーがくん
なるほど!そういうことだったんですね!

まとめ

はかせ
はかせ
今回は、気圧という見えないものをわかりやすくするテクニックについて解説した。
この考え方があるだけで、高気圧や低気圧、台風の吸い上げ効果などの理解がとてもしやすくなるぞ!
ちーがくん
ちーがくん
これから気圧はこうやって考えることにします!
はかせ!今日はありがとうございました!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

地学系大学生ブロガー/気象予報士
ちーがくん
地学教育を普及させるために文系コースから高3で理転した大学生です。大学では地球科学を専攻し、現在は気象系の研究室に所属しています。地学教育の空洞化を食い止めるために、当ブログを運営しています。このブログを通じて、地学教育の実態や、地学の魅力をお伝えしていきます!
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