過去問解説

【図解】共通テスト地学基礎2022追試過去問解説【追試解説】

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ちーがくん
ちーがくん
はかせ!演習として共通テスト地学基礎2022の追試を解いてみたんですけど、思うように解けなくて…
問題の解説をしていただけませんか?
はかせ
はかせ
まずはお疲れ様じゃ!私がなんでも解説しよう!

本記事では、共通テスト地学基礎2022追試の全問解説をしています。

動画の解きなおしはもちろん、初見での腕試しにも活用できます。

共通テスト地学基礎2022追試 第1問 問1

解答はこちら!

解答:①

はかせ
はかせ
この問題は、地球の偏平率の理解を問う応用問題じゃな。
ちーがくん
ちーがくん
さっそくちょっとひねった問題で、やっぱり追試は難しいなって感じちゃいました。
はかせ
はかせ
ひとつひとつ状況を整理しよう。
まずはこの問題にある、偏平率とは何かを復習しよう。
偏平率は一言でいうと、地球のつぶれ度合いのことじゃったな。式で表すと、こんな感じじゃ。
ちーがくん
ちーがくん
まずこの式が覚えられないんですよね。
はかせ
はかせ
そんな時は、色々と値を変えて実験してみると、忘れないぞ。
例えばもし仮に赤道半径と極半径が全く同じ、すなわち完全な球体だったらどうなる?
ちーがくん
ちーがくん
偏平率は0になりますね!
はかせ
はかせ
そうじゃな。
実際には地球は横につぶれたオレンジの形をしている。すなわち、赤道半径のほうが極半径よりも長いということじゃな。
ちーがくん
ちーがくん
ということは、極半径は赤道半径より短くしなくてはいけないので、②と④は消えますね!
この問題で偏平率は1/300ですね。ここからどうしたらいいか、あんまりしっくりこなかったんですよね。
はかせ
はかせ
そんな時は、元の式に戻るんじゃ。偏平率の式の分子にきている1というのは、赤道半径と極半径の差分じゃ。この問題では、直径を1.3mとするので、半径は0.65m。これが分母の赤道半径に対応するので、その差分がどうなるかを比で考えるとこうなるな。
ちーがくん
ちーがくん
分母の300と0.65mが対応、分子の1と求めたいxが対応しているのですね!
はかせ
はかせ
これを解くと、xがおよそ0.002mとなる。
1m=100cm=1000mmより、これが2mmに対応すると分かるじゃろう。よって答えは①じゃ。
ちーがくん
ちーがくん
選択肢を見る限り、具体的な数値より単位変換のミスが命取りになりますね。
地学基礎といえど、単位変換は素早く正確に、ですね!

共通テスト地学基礎2022追試 第1問 問2

解答はこちら!

解答:②

はかせ
はかせ
この問題は、プレート境界に関する問題じゃ。追試ということもあり、問われている知識の深さが少し上がっているが、本試でも問われてもおかしくない問題じゃ。
ちーがくん
ちーがくん
考え始めたら、どっちもありえるような気がして、難しかったですね。
はかせ
はかせ
プレートの発散境界と収束境界について復習じゃ。
これらの違いは、プレートの動き方にある。プレート同士が離れ合う境界を発散境界、近づき合う境界を収束境界と呼ぶんじゃ。
はかせ
はかせ
発散境界ではプレートが新たに生み出され、収束境界ではプレートが沈みこんでいるな。
ちーがくん
ちーがくん
ここまでは知っていたのですが、この知識だけだと問題は解けないですよね?
はかせ
はかせ
そうじゃな。この問題を解くためには、これらの境界がみられる代表的な場所を押さえている必要があったんじゃ。
ちーがくん
ちーがくん
代表的な場所?
はかせ
はかせ
例えば、発散境界の代表的な場所として、アイスランドのギャオがあるな。
はかせ
はかせ
海嶺は基本的に海底にあるのじゃが、この場所だけ唯一、陸上に海嶺が存在するんじゃ。
ちーがくん
ちーがくん
なるほど!ということは、海底にも陸上にも発散境界は存在するのですね!
収束境界はどうなのですか?日本周辺で大地震を引き起こす、海溝のイメージが強いので、海に存在することは分かるのですが…?
はかせ
はかせ
海溝は、大陸プレートの下に海洋プレートが沈みこんでいるものじゃな。
しかし、沈み込み境界はそれだけではない。大陸プレート同士が衝突することもある。大陸プレート同士が衝突して出来上がったのが、アルプス、ヒマラヤ山脈といった大山脈なんじゃ。
ちーがくん
ちーがくん
収束境界は、海洋だけでなく陸上にも存在しているんですね!これらを踏まえて、答えは②ですね!
はかせ
はかせ
これらの境界に特徴的な場所を押さえられているかを問われていたんじゃ。
少し細かい知識にはなるが、押さえておこう。

共通テスト地学基礎2022追試 第1問 問3

解答はこちら!
はかせ
はかせ
この問題は、化石や地層についての知識を問う問題じゃ。選択肢をひとつずつ見ていこう。
ちーがくん
ちーがくん
誤りの選択肢を選ぶので注意ですね!
はかせ
はかせ
①は正しいな。造礁サンゴは、暖かくて浅い海であることを示す示相化石じゃな。
ちーがくん
ちーがくん
示相化石は地層が堆積した当時の環境を表す化石のことでしたね!
はかせ
はかせ
②は誤りなので、これが答えじゃ。
砂岩層からはトリゴニア、石灰岩層から三葉虫が発見された。トリゴニアは中生代、三葉虫が古生代の示準化石であることを覚えていれば、古生代の地層である石灰岩層の方が古い地層である。
はかせ
はかせ
よって、砂岩層の方が古いとなっている②は誤りじゃ。
ちーがくん
ちーがくん
示相化石と一緒に出てくる示準化石は、地層が堆積した年代を表す化石のことでしたね!
はかせ
はかせ
③は正しい選択肢じゃな。
イノセラムスはトリゴニアと同様に中生代の示準化石じゃったな。
ちーがくん
ちーがくん
同時代の化石であれば、同じ地層から出てくる可能性はありますね!
はかせ
はかせ
④も正しいな。リプルマークとは、水流によって地層上面にできる波状の模様じゃ。この模様の向きは水流の向きを反映した地層なので、これは正しい選択肢じゃ。
ちーがくん
ちーがくん
堆積構造ひとつで、水流の向きなど当時の環境まで分かっちゃうんですよね!
というわけで、答えは②です!
はかせ
はかせ
色々な化石が出てきて、それがどのような特徴を持った化石だったかが問われていたな。図説などを用いて、化石名を聞いたらそれがどんな化石かをすぐに思いつけるようにしよう!

共通テスト地学基礎2022追試 第1問 問4

解答はこちら!

解答:②

はかせ
はかせ
この問題は、断層面に沿ったずれの量を計算する問題じゃ。
題材は地学じゃが、単純な図形問題として解けるぞ。
ちーがくん
ちーがくん
数学アレルギーの僕は、計算問題っていうだけで解きたくなくなっちゃいます。
はかせ
はかせ
落ち着いてひとつひとつ状況を整理しよう。
今回求める必要がある、断層Bの断層面に沿ったズレの量とは、この部分じゃな。
はかせ
はかせ
この図からも分かるように、各凝灰岩層の深さの違いは、5mじゃ。
断層Bの傾斜角は30°とあるので、凝灰岩層Aとのなす角も、30°じゃな。
ちーがくん
ちーがくん
ここまで情報が揃ったわけですね…あっ!三角関数の公式を使えば、斜辺の長さが求まりそうですね!
はかせ
はかせ
この問題ではそれを使うまでもないぞ。傾斜角が30°で、かつこの三角形は直角三角形じゃろう。
ちーがくん
ちーがくん
あっ!30°、60°、90°の直角三角形の比1:2:√3から求まりますね!
ちーがくん
ちーがくん
この比から、5mの2倍の10mなので、②が答えですね!
はかせ
はかせ
パッと見の印象が難しそうで、すごく複雑なことを問われているように感じてしまうが、解いてみたら簡単じゃっただろう。
見かけに騙されないよう、注意じゃ!

共通テスト地学基礎2022追試 第1問 問5

解答はこちら!

解答:①

はかせ
はかせ
この問題は、岩石の分類についての問題じゃ。礫岩・砂岩・泥岩といった堆積岩の粒の大きさ、花崗岩・斑れい岩といった火成岩の粒の大きさや色合いを知っているかを問う問題じゃな。
ちーがくん
ちーがくん
見慣れぬチャートにまとめられていて、びっくりしました。
はかせ
はかせ
まずは堆積岩じゃ。堆積岩は、大きい順に礫岩→砂岩→泥岩じゃな。
ちーがくん
ちーがくん
粗粒・細粒といった表現が慣れませんが、粒が大きいことを粗粒、小さいことを細粒と言うんですよね!
はかせ
はかせ
この順番になっているのは、①と②だけじゃな。
はかせ
はかせ
あとは花こう岩と斑れい岩じゃ。
火成岩のまとめ表から分かるように、花こう岩と斑れい岩はどちらも粒の大きい深成岩で、花こう岩の方が白っぽく、斑れい岩の方が黒っぽいな。
ちーがくん
ちーがくん
これらの特徴から、答えは①に決まりますね!
はかせ
はかせ
堆積岩の粒の大きさ、火成岩のまとめ表が頭に入っていれば解ける問題じゃ。
頻出問題なので、しっかり復習しておこう。

共通テスト地学基礎2022追試 第1問 問6

解答はこちら!

解答:③

はかせ
はかせ
この問題は、石材の観察結果からその岩石名を特定する問題じゃ。キーワードとなる用語が多く入っているので、そのキーワードを手がかりに考えていこう。
はかせ
はかせ
「方解石」というのは結晶質石灰岩(大理石)のキーワードなので、これが分かれば一発じゃな。
そうでなくても「白っぽい」という特徴ですぐに結晶質石灰岩(大理石)に絞られる。
はかせ
はかせ
他の選択肢である玄武岩・ホルンフェルスはともに黒っぽい岩石じゃ。
ちーがくん
ちーがくん
大理石は百貨店とか、ホテルとかに使われている石材ですよね!
見たことがあったので、これは余裕で答えられました!
はかせ
はかせ
2つめの石材は、「斑晶」と「石基」がキーワードじゃ。
はかせ
はかせ
斑晶と石基は火山岩特有のキーワードじゃな。
はかせ
はかせ
よって、これにあてはまるのは火山岩である玄武岩じゃ。
ホルンフェルスは火山岩ではなく変成岩じゃったな。
ちーがくん
ちーがくん
ということは、答えは③ですね!
岩石ごとのキーワードを押さえていれば、楽に答えられましたね!

共通テスト地学基礎2022追試 第2問 問1

解答はこちら!

解答:③

はかせ
はかせ
この問題は、与えられた条件から実験方法を考える問題じゃな。
ちーがくん
ちーがくん
この日射計、教科書でも参考書でも見たことなかったです。
はかせ
はかせ
わしも初めて見た。しかし、前後の文脈からどのようなことをしたい実験なのかを読み取れるかがポイントじゃな。この日射計は水温の上昇量から、受けた日射量を計算する仕組みになっている。
アはまず、容器を満たす水温を考えるんじゃ。この実験のポイントは、文章中にもあるように「日射以外の熱の出入りを可能な限り少なくすること」なんじゃ。
ちーがくん
ちーがくん
どうすれば熱の出入りを少なく出来ますかね?イメージが湧かなくて…
はかせ
はかせ
温度を0℃、氷水にしたと仮定してみてほしい。放置しているだけで温度は上昇、すなわち周囲の大気から熱を受け取ってしまっているということなんじゃ。
ちーがくん
ちーがくん
なるほど!それじゃこの実験のように、日射量のみを測定したことにはなりませんね!
はかせ
はかせ
そうなんじゃ。そうならないためには、水温を「周囲の気温と同じ」にして、周りの空気から熱を受け取らないようにしないといけないんじゃ。
ちーがくん
ちーがくん
次はイですね!日射計の受けるエネルギーを最大にするには、太陽光線の方向に面を向けないといけませんね!
はかせ
はかせ
そうじゃな。このように実際に図で考えたら、より納得がいくじゃろう。
ちーがくん
ちーがくん
よって、答えは③ですね!
はかせ
はかせ
アで迷った人も多かったかもしれない。
試験本番で日射計の仕組みまで理解できなかったとしても、熱の出入りを少なくしたい日射計で温度0℃の水で満たす不自然さも、解く糸口になったじゃろう。

共通テスト地学基礎2022追試 第2問 問2

解答はこちら!

解答:④

はかせ
はかせ
この問題は、日射計で得られたデータから日射量を計算する問題じゃ。
ちーがくん
ちーがくん
数式アレルギーの僕からすると、逃げ出したくなる問題でした。
はかせ
はかせ
その気持ち、よく分かるぞ。
ただでさえ分かりづらい数式を文字のまま考えていると、より混乱してしまう原因じゃ。
そんな時は、具体的な分かりやすい値で置き換えて考えるんじゃ!
ちーがくん
ちーがくん
具体的な分かりやすい値で置き換えて考える?
はかせ
はかせ
そうじゃ。
例えば、この問題では、1㎡・1秒あたりの太陽放射エネルギーを求める問題じゃ。
日射計の光を受ける面積は、Sという文字で置かれているな。では仮に、日射計の面積が2㎡であったとして、これを1㎡あたりのエネルギー量に変換するためにはどうすればよいかな?
ちーがくん
ちーがくん
2㎡ってことは、1㎡に比べて現状では面積が2倍で、その分の太陽放射エネルギーが2倍で計算されているので、2で割ってあげればいいですね!
はかせ
はかせ
そういうことじゃ!つまり、面積がS㎡の時に1/Sをかけることになるな。
ちーがくん
ちーがくん
ここで選択肢は③と④に絞られますね!
はかせ
はかせ
同様の考え方で、残りも絞れるぞ。60をかけるか割るか、どっちか考えてみよう。
ちーがくん
ちーがくん
温度上昇率Tは、1分あたりの温度上昇率でしたね!
ですが、今回求めたいのは1秒あたりの太陽放射エネルギー、現時点では60秒間のエネルギーなので、60で割る必要がありますね!
ちーがくん
ちーがくん
答えは④ですね!
はかせ
はかせ
数式が苦手な人は、文字のまま考えるのではなく今回のように、分かりやすい値で考えていくんじゃ!

共通テスト地学基礎2022追試 第2問 問3

解答はこちら!

解答:②

はかせ
はかせ
この問題は、海水温の分布について問う問題じゃ。黒潮やカリフォルニア海流といった具体的な海流についての知識を問う問題は、地学基礎にしては珍しいといえるな。
ちーがくん
ちーがくん
正直、ここはノーマークでした…
辛うじて中学地理で、黒潮が暖かくて親潮が冷たいってのを覚えていたので、黒潮の水温が高くなっている2択までは絞れました。
はかせ
はかせ
それでも絞れたなら大したもんじゃ。
より地学的に解説するのであれば、親潮とカリフォルニア海流は同じ大きな時計回りの流れ、環流を成しているんじゃ。
はかせ
はかせ
その中でも黒潮は低緯度から高緯度に流れる暖流、カリフォルニア海流は高緯度から低緯度に流れる寒流なので、選択肢は②か④に絞られる。
ちーがくん
ちーがくん
海水の層構造は表層混合層、水温躍層、深層に分けられていましたね!
ちーがくん
ちーがくん
このうち表層混合層の厚さが問われていますね!
この厚さって、どのくらいでしたっけ?
はかせ
はかせ
表層で温度が高い理由を思い出すんじゃ。
これは、太陽放射が水面を温めるからじゃったな。
ちーがくん
ちーがくん
そうでした!ということは、④のように、1kmまで太陽放射が伝わって温度が上昇することは考えづらいですね!
答えは②になります!
はかせ
はかせ
数値を覚えておくことも重要じゃが、そのようになる理由を覚えておくことはもっと重要じゃ。
理由を覚えておけば、数値を忘れてしまったとしても試験会場で考えることができるからじゃ。

共通テスト地学基礎2022追試 第3問 問1

解答はこちら!

解答:①

はかせ
はかせ
この問題は、星間雲や星間ガスについての知識問題じゃ。完全に知識問題じゃが、アは一発で水素を選ばなきゃいけない問題じゃ。
ちーがくん
ちーがくん
そんなに瞬殺できるんですか?
はかせ
はかせ
宇宙空間で気体名を問われて迷ったら、とりあえず水素を選んでおけ!というくらい、宇宙空間での主人公は水素なんじゃ。
実際に、星間ガスのうち、7割が水素、3割がヘリウムを占める。
ちーがくん
ちーがくん
そうなんですね!
けど確かに、他の選択肢の炭素や酸素は、宇宙の単元であんまり耳にしないですよね。
はかせ
はかせ
イは少し難しいが、「重力」が入る。
星間雲の中でも密度が大きいところに重力が発生して収縮、内部の圧力が上昇して高温・高密度化していくんじゃ。これにより、原始星ができる。
ちーがくん
ちーがくん
これも宇宙の単元で「磁力」はあんまり聞かないですね。詳細なプロセスは覚えていませんでしたが、なんとなくで「重力」を選べました!答えは①です!
はかせ
はかせ
宇宙の単元をひと通り勉強したことがあれば、なんとなくでも正答にたどり着けたかもしれないな。
復習も忘れずにしておこう。

共通テスト地学基礎2022追試 第3問 問2

解答はこちら!

解答:③

ちーがくん
ちーがくん
改めてこの第3問、すごいおしゃれな問題ですね!
銀河鉄道の夜から抜粋してくるなんて、国語の試験みたいですね!
はかせ
はかせ
わしも初めて見たぞ。
それでいてしっかり地学の問題に結びつけているのだから、作問者の方々がさすがとしか言いようがないな。
この問題は、天の川銀河に関する問題じゃ。ひとつずつ選択肢をみていこう。
ちーがくん
ちーがくん
誤った選択肢を選ぶということに注意ですね!
はかせ
はかせ
①は正しいな。
天の川の正体は、多数の恒星の集まりなんじゃ。
ちーがくん
ちーがくん
最初にこれを知った時は、びっくりしましたよね!
天の川が全て、太陽のような恒星の集まりだなんて!
はかせ
はかせ
②も正しい選択肢じゃ。
太陽系は、天の川銀河の円盤部内に存在するな。天の川銀河の構造の横断面図のなかで、太陽系はこのあたりに位置する。
ちーがくん
ちーがくん
ここまでなら分かったんですけど、太陽系が天の川銀河の中心からどのくらい離れていたのかを忘れてしまって、③が解けませんでした。
はかせ
はかせ
太陽系と天の川銀河の中心は2万8千光年離れているな。
具体的な値を忘れてしまっていても、天の川銀河自体の半径が5万光年であることを覚えていれば、誤りだと気がつけるじゃろう。
ちーがくん
ちーがくん
確かにそうですね!
③が誤りで、これが答えですね!
はかせ
はかせ
④は正しい選択肢じゃ。
球状星団は、天の川銀河を包む領域であるハローの全体に広がって分布しているな。
ちーがくん
ちーがくん
銀河系の構造について、深い知識が問われていましたね。
しっかり復習します!

共通テスト地学基礎2022追試 第3問 問3

解答はこちら!

解答:①

はかせ
はかせ
この問題は、暗黒星雲が暗い理由について問う問題じゃ。
ちーがくん
ちーがくん
ストレートに答えを知っているかどうかが問われているんですね!
はかせ
はかせ
暗黒星雲と同時に問われやすい散光星雲とまとめて復習じゃ。
第3問 問1でも出てきたように、星間物質が多く集まったところを星間雲と呼ぶ。その星間雲は散光星雲暗黒星雲という2種類に分けられるんじゃ。
ちーがくん
ちーがくん
それぞれ、どんな違いがありましたっけ?
はかせ
はかせ
散光星雲は近くにある恒星の光を反射して光輝いている。一方の暗黒星雲は光を反射せず、吸収してしまうんじゃ。
ちーがくん
ちーがくん
なるほど!光を反射するか、吸収するかの違いなんですね!
今の暗黒星雲の説明に当てはまるのはですね!
はかせ
はかせ
理由を理解していれば、すんなり答えられた問題じゃろう。
次は散光星雲が問われてもおかしくないので、合わせて復習しておくんじゃ!

共通テスト地学基礎2022追試 第4問 問1

解答はこちら!

解答:④

はかせ
はかせ
この問題は、自然災害の仕組みについて問う問題じゃ。
具体的に詳しく知らなくても、前後の文脈で解ける問題じゃ。
ちーがくん
ちーがくん
アは空欄の後に、「強い揺れによる被害が起こりやすい」とありますね!
プリンとようかんをお皿に置いて揺らすとプリンの方がグラグラ揺れることからも分かりますが、軟弱な地盤の方が揺れが大きくなりますよね!
はかせ
はかせ
そうじゃな。
イは液状化現象についてじゃ。液状化現象は、地盤が緩い砂の地盤で発生する。強い揺れが発生すると、砂どうしの結合がはがれて液体のように振る舞う。
はかせ
はかせ
結果として砂粒の間の水が抜けて、砂粒同士が密に配列されることで、地盤が低下するんじゃ。
よって、答えは④じゃな。
ちーがくん
ちーがくん
東日本大震災で液状化が起こった時、マンホールが飛び出していたことから、地盤が沈下していたことを思い出しました。
改めて地学基礎を勉強すると、災害についての理解が深まりますよね!

共通テスト地学基礎2022追試 第4問 問2

解答はこちら!

解答:④

はかせ
はかせ
この問題は、津波に関する知識問題じゃ。
ちーがくん
ちーがくん
地震大国に住んでいる以上、絶対に知っておかなきゃいけない知識ですよね。
もう1回おさらいしましょう。
はかせ
はかせ
津波の高さは、海が浅くなるにつれて高くなる。スピードと混同している人がいるかもしれないが、あらためてまとめる。
はかせ
はかせ
津波のスピードは深いほど早い。
津波の高さは浅いほど高い
ぞ。
ちーがくん
ちーがくん
水深が浅くなるとスピードが遅くなる分、後ろから波が追いついて高くなるんですね。
はかせ
はかせ
その周期はおよそ数分から数十分じゃ。
ちーがくん
ちーがくん
これは東日本大震災の特集を見たので覚えています。
津波は一度だけでなく、数分後、数十分後に繰り返し押し寄せるんですよね。
はかせ
はかせ
そうじゃな。
よって、答えは④じゃ。
ちーがくん
ちーがくん
こういった災害を風化させないためにも、地学教育の意義は大きいですよね。

共通テスト地学基礎2022追試 第4問 問3

解答はこちら!

解答:③

はかせ
はかせ
この問題は、宇宙と地球環境の関係について問う問題じゃ。
aは、古生物の大量絶滅の歴史を思い出せば、誤りだとわかるじゃろう。
ちーがくん
ちーがくん
確か大量絶滅って、現在分かっている範囲で歴史上で5回でしたよね?
ちーがくん
ちーがくん
そのうち巨大な隕石が原因で起こったと考えられているのは白亜紀末のものだけでしたね!
はかせ
はかせ
そうじゃな。
誤りはそれだけではないぞ。大量絶滅が「数万年ごと」に生じているとあるが、これも誤りじゃ。
ちーがくん
ちーがくん
ほんとだ!
地球46億年の歴史の中で数万年おきに大量絶滅してたら、ものすごい数の大量絶滅が起こってないとおかしいですからね!
はかせ
はかせ
bは正しいな。
太陽ではフレアという、黒点付近の彩層が突然明るくなる現象がある。これにより、X線や紫外線が強く放射され、地球で通信障害を引き起こすんじゃ。
ちーがくん
ちーがくん
というわけで、答えは③ですね!
宇宙と地球環境は関わりあっているということを思い出させくれる問題でしたね!

2022年共通テスト地学基礎追試を振り返って

はかせ
はかせ
今回は、2022年共通テスト地学基礎追試を解説した。
追試ということもあり、一筋縄ではいかない問題が多かった印象じゃな。
ちーがくん
ちーがくん
問われている知識が一段階上になっていた感じがしましたね。
本試より、純粋に知識を問われる問題も多くありました。
はかせ
はかせ
地学基礎の演習としては最高の教材じゃ。こちらに慣れておけば、本試が簡単に感じるじゃろう。
ちーがくん
ちーがくん
今日教えていただいたことは復習して、共通テストに向けて対策します。
はかせ!今日はありがとうございました!

解説してほしい問題はDMやお問い合わせまで!

ちーがくん
ちーがくん
この記事を読んでくれたみんなも、分からない問題があったら、TwitterのDMやお問い合わせから教えてね!僕が代わりにはかせに質問しておくから!
はかせ
はかせ
わしはみんなの地学の勉強を全力でサポートするぞ!
他に地学基礎を受験する友人がいたら、ぜひここで学んだやり方を共有してくれ!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

地学系大学生ブロガー
ちーがくん
地学教育を普及させるために文系コースから高3で理転した大学生です。大学では地球科学を専攻し、現在は気象系の研究室に所属しています。地学教育の空洞化を食い止めるために、当ブログを運営しています。このブログを通じて、地学教育の実態や、地学の魅力をお伝えしていきます!
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