地球の活動

【絶対忘れない覚え方】P波とS波はどっちが速い?図解で解説!

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ちーがくん
ちーがくん
はかせ!地震波のP波とS波をいつも間違えてしまいます!なにかいい覚え方はありませんか?
はかせ
はかせ
お困りのようじゃな。今日はP波とS波の覚え方について解説するぞ。

地震波のP波とS波のうち、先に揺れを感じるのはどっち?ととっさに問われると、どちらか混同してしまうことってよくありますよね。

この記事を読めば、そのような悩みを解決する覚え方について学ぶことができます。

今回はP波とS波の覚え方について、モルモットたちと一緒に学んでいきましょう!

▼この記事の動画版はこちら!▼

P波・S波とは

はかせ
はかせ
まずはP波とS波についての確認じゃ。
これらの波はどちらも、地震波の一種であり、地震の発生に伴って同時に発生する波じゃ。
P波はエネルギーが小さくて伝わる速度が速いという特徴が、S波にはエネルギーが大きくて伝わる速度が遅いという特徴があるぞ。
ちーがくん
ちーがくん
地震の揺れを感じた時に最初にカタカタと縦に揺れるのがP波後から来る大きな横揺れがS波ですね!
はかせ
はかせ
そうじゃ。この時間差は、P波とS波の伝わる速度が違うことが理由じゃ。

P波とS波は混同しやすい

ちーがくん
ちーがくん
あっ!これ、以前はかせに地学クイズを出してもらった時の出来事ですね!
はかせ
はかせ
そうじゃ。このときちーがくんはずっと考え込んでおったな。
ちーがくん
ちーがくん
P波だったような気もするし、S波だったような気もするし…という感じでした。
何かいい覚え方はないんですか?
はかせ
はかせ
もちろんあるぞ。ここからは、絶対忘れない覚え方2選を紹介する。どちらか自分が覚えやすい方で覚えるんじゃ。

絶対忘れない覚え方2選

覚え方①:アルファベット順と同じ!

はかせ
はかせ
1つ目の覚え方は、テクニックのような覚え方じゃ。P波とS波の到着順はアルファベット順と同じ!と覚えるんじゃ。
ちーがくん
ちーがくん
アルファベット順と同じ??
ちーがくん
ちーがくん
ほんとだ!Pの方がSより先なので、P波の方が先に観測地に届くってことですね!これなら忘れませんね!

覚え方②:P波・S波の由来を知ると忘れない!

はかせ
はかせ
2つ目は、P波・S波のPとSの由来を理解する方法じゃ。これらの意味を理解すれば、英語の勉強にもなるな。
はかせ
はかせ
ずばり、PとSというのは、観測値に届く順番を表しているんじゃ!
ちーがくん
ちーがくん
観測地に届く順番?
はかせ
はかせ
そうじゃ。
PはPrimaryという英単語の略で、「第一の」という意味じゃ。
一方のSは、Secondaryの略で、「第二の」という意味になる。
ちーがくん
ちーがくん
PとSって、波の向きとか強さに関連していると思ってましたが、観測値に届く順番を表していたんですね!
英単語と関連させて覚えたら、忘れませんね!

まとめ

はかせ
はかせ
今回は、P波とS波のざっくりとした説明と、それらを混同させない覚え方について解説した。特に2つ目の覚え方のように、英単語の略語と関連させて覚えると覚えやすくなるという場合はよくあるぞ!
ちーがくん
ちーがくん
英語の略語の意味を知るとこんなに覚えやすくなるなんて驚きました!
はかせ!今日はありがとうございました!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

地学系大学院生ブロガー/気象予報士
ちーがくん
地学教育を普及させるために文系コースから高3で理転した大学院生です。大学では地球科学を専攻し、現在は気象系の研究室に所属しています。地学教育の空洞化を食い止めるために、当ブログを運営しています。このブログを通じて、地学教育の実態や、地学の魅力をお伝えしていきます!
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