スポンサーリンク
ちーがくん
はかせ!共通テスト地学の受験者は1万人未満のため、平均点が低くても得点調整はありませんよね?
いくら受験生が少ないとはいえ、何がなんでも不利じゃないですか?
いくら受験生が少ないとはいえ、何がなんでも不利じゃないですか?
はかせ
確かにそういう気持ちもよく分かるぞ。しかし平均点が低くてそれが修正されないからといって、それが不利であるとは限らないんじゃよ。
よし、今回は共通テストで得点調整がない地学を徹底考察するぞ!
よし、今回は共通テストで得点調整がない地学を徹底考察するぞ!
受験生が1万人に満たず、平均点が低くとも得点調整がない共通テスト地学。
平均点が低いのに得点調整がないのであれば不利だから受けるべきではないのでは…と考えている人も多いのではないのではないでしょうか?
本記事では、そんな得点調整がない共通テスト地学が不利なのか徹底考察しました。
今回はそんな共通テスト地学について、モルモットたちと一緒にみていきましょう!
はかせ
地学の得点調整なしについての詳しい解説は以下の記事でしているぞ。
詳しく知りたい人はこの記事を読んでみてくれ!
詳しく知りたい人はこの記事を読んでみてくれ!
【地学が直面する1万人の壁】共通テスト地学に得点調整がない!?一体なぜ?
共通テストで科目間の不平等を無くすための仕組みである「得点調整」
得点調整と聞くと地学受験生が辛い...
スポンサーリンク
【現状】地学得点調整まで約8,500人
はかせ
まずは共通テスト地学の現状から示すぞ。
2023年の共通テスト地学の受験者数は1,659人だったんじゃ。
得点調整がある受験者数1万人までは、およそ8500人じゃな。
2023年の共通テスト地学の受験者数は1,659人だったんじゃ。
得点調整がある受験者数1万人までは、およそ8500人じゃな。
ちーがくん
1万人の壁が大きいですね。
得点調整まであと8,500人!受験者数を6倍にしなくちゃいけないんですね。
得点調整まであと8,500人!受験者数を6倍にしなくちゃいけないんですね。
受けている受験層が違う!
ちーがくん
やっぱり何がなんでも得点調整がないのは不利じゃないですか?
はかせ
その気持ち、よく分かるぞ。もちろんわしが地学受験生だった頃はそう思っていた。
しかし受験を終えて改めて受験層を見てみると、必ずしも不利とは言えないのではないかと考えているんじゃ。
しかし受験を終えて改めて受験層を見てみると、必ずしも不利とは言えないのではないかと考えているんじゃ。
ちーがくん
平均が低くて得点調整がされないのに不利とは限らない!?
どういうことですか?
どういうことですか?
はかせ
物理 化学 生物と地学とでは、受験層が若干違うんじゃよ。「【実在する?】共通テスト/2次で地学受験できる国公立医学部はどこだ!?」でもやった通り、大半の医学部受験生は地学が選択できないんじゃよ。
理系においても、地学受験ができない大学の方が多いのが実情なんじゃ。
理系においても、地学受験ができない大学の方が多いのが実情なんじゃ。
ちーがくん
確かにそれはそうですね。
ということは、地学を受験生している人って…
ということは、地学を受験生している人って…
はかせ
もちろんわしのように理系学部を受ける人も多いじゃろうが、文系の生徒の割合も多いんじゃ。
医学部を含む大半が理系の物理 化学 生物と、文系の割合も高い地学とでは、地学の方が平均が低くなってしまうというのが傾向としてあるのは仕方ないんじゃよ。
医学部を含む大半が理系の物理 化学 生物と、文系の割合も高い地学とでは、地学の方が平均が低くなってしまうというのが傾向としてあるのは仕方ないんじゃよ。
ちーがくん
確かにそうですね。
今の状態で地学を得点調整をしてしまっても、受験者層が違うのにおかしい!という声が出てきても仕方がないですね。
今の状態で地学を得点調整をしてしまっても、受験者層が違うのにおかしい!という声が出てきても仕方がないですね。
はかせ
実際には地学は覚える内容も少なく、短期間でも対策がしやすいコスパがいい科目じゃよ。
ただ本音を言うと…
はかせ
と、ここまで共通テスト地学の得点調整がないのは不利とは限らないという話をしてきた。
それは間違いなくそうで、得点調整がないからといって地学がすごく不利だとは考えていないんじゃが…
それは間違いなくそうで、得点調整がないからといって地学がすごく不利だとは考えていないんじゃが…
ちーがくん
…どうしたんですか?
はかせ
本音を言うと、平均点が低い中でさらに点数の上下が大きすぎるので、平均が低い年はかわいそうじゃなと感じてしまうんじゃよ。
センター〜共通テスト理科4科目の平均点の推移を示すぞ。
センター〜共通テスト理科4科目の平均点の推移を示すぞ。
ちーがくん
地学だけ平均点が低いところを激しく上下している感じがしますね。
テストなので仕方ないですが、地学は得点調整がない分、年による平均点の変化が大きい感じがします。
特に2016年地学の38.64点、2020年地学の39.51点が低いですね。
テストなので仕方ないですが、地学は得点調整がない分、年による平均点の変化が大きい感じがします。
特に2016年地学の38.64点、2020年地学の39.51点が低いですね。
はかせ
確かに他科目においても、平均が30点台になってしまうことはごく稀にある。
しかしそのような場合は得点調整が実施されるので、救済がされる。しかし地学の場合は、その平均がどんなに低くとも受験者数が1万人を下回っている以上は得点調整はないんじゃ。
そういった意味で低い年はかわいそうなんじゃよ。
しかしそのような場合は得点調整が実施されるので、救済がされる。しかし地学の場合は、その平均がどんなに低くとも受験者数が1万人を下回っている以上は得点調整はないんじゃ。
そういった意味で低い年はかわいそうなんじゃよ。
ちーがくん
そういうことなんですね。実際に2023年度の共通テストでは、初めに生物の平均点が39.74点でしたが、得点調整により48.46点に上がりましたね。
100点満点のテストで平均が30点代は地学くらいですね。
100点満点のテストで平均が30点代は地学くらいですね。
はかせ
そうじゃな。実際にわしが浪人の時に受けた2020年のセンター試験では平均点が39.51点じゃった。
これまで出ていた問題と比べて捻られた問題が多くて苦戦したのを覚えているぞ。
これまで出ていた問題と比べて捻られた問題が多くて苦戦したのを覚えているぞ。
ちーがくん
そうだったんですか!30点代は過去9年間で2回というなんとも言えない確率ですが、あまり難しい年が続いてしまうとますます受験者数が減ってしまいそうで怖いです。
はかせ
とりあえず地学受験者のみんなができることはただ1つ、勉強することじゃ。
平均が30点代になることを想定しておけば、難しくなっても動揺しないぞ!
平均が30点代になることを想定しておけば、難しくなっても動揺しないぞ!
まとめ
はかせ
今回は地学の得点調整が不利なのかということについて考察したぞ。
覚える内容が少なく短期間で仕上げやすい科目なので、文理問わずぜひ地学受験に挑戦してほしい。
覚える内容が少なく短期間で仕上げやすい科目なので、文理問わずぜひ地学受験に挑戦してほしい。
ちーがくん
受験層が違うということは僕にはない発想でした。受験生としてできることは難化してもいいように勉強することだけなので、平均点に惑わされずに突っ走ります!
はかせ!今日はありがとうございました!
はかせ!今日はありがとうございました!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
スポンサーリンク