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ちーがくん
はかせ！授業で地震波グラフが出てきたのですが…
はかせ
どうしたんじゃ？
ちーがくん
あのうねうねグラフが何を意味するのかさっぱり分かりません…
はかせ
確かに最初は地震波のグラフから何を読み取ればよいのか混乱してしまいやすいな。しかしグラフの着目点が分かれば簡単に読み取れるようになるぞ。
今回は地震波グラフの読み方について解説するぞ！
今回は地震波グラフの読み方について解説するぞ！
中学理科・高校地学ともに出てくる「地震波グラフ」
どこに着目すればよいかいまいちよく分からない！という人も多いのではないでしょうか？
本記事を読めば、地震波グラフの着目点を図解で学ぶことができます。
今回は、地震波グラフの読み方についてモルモットたちと一緒に学んでいきましょう！
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P波・S波とは
ちーがくん
以前からはかせに何度か教わっているのでもうしっかり覚えてますよ！
P波はエネルギーが小さくて伝わる速度が速いという特徴が、S波にはエネルギーが大きくて伝わる速度が遅いという特徴があるんですよね？
P波はエネルギーが小さくて伝わる速度が速いという特徴が、S波にはエネルギーが大きくて伝わる速度が遅いという特徴があるんですよね？
はかせ
そうじゃな。これらを混乱せず覚える方法は、以下の記事をぜひ読んでほしい。
【絶対忘れない覚え方】P波とS波はどっちが速い？図解で解説！
地震波のP波とS波のうち、先に揺れを感じるのはどっち？ととっさに問われると、どちらか混同してしまうことってよくありますよ...
初期微動と主要動
はかせ
P波とS波についておさらいしたところで、次に地震波グラフの名称を説明していくぞ。
グラフの縦軸が揺れの大きさ、横軸が時間で、右に行くほど時間が経過していく。
グラフの縦軸が揺れの大きさ、横軸が時間で、右に行くほど時間が経過していく。
はかせ
地震の初めのコトコトとした小さな揺れのことを初期微動、あとからくる大きな揺れのことを主要動と呼ぶんじゃ。
ちーがくん
グラフでいうと最初の揺れが小さい部分が初期微動に、その後の揺れが大きい部分が主要動にあたるのですね！
はかせ
そうじゃな。
初期微動の始まりから主要動までの、初期微動が続いている時間のことを初期微動継続時間と呼ぶから、これも押えておこう。
初期微動の始まりから主要動までの、初期微動が続いている時間のことを初期微動継続時間と呼ぶから、これも押えておこう。
ちーがくん
初期微動が継続する時間だから初期微動継続時間なんですね！
これはそのままだ！
これはそのままだ！
地震波グラフとP波・S波との関係
ちーがくん
ところで、今の地震波グラフとその前のP波・S波にはどんな関係があるのですか？
はかせ
地震波グラフとP波・S波の関係をまとめるとこんな感じじゃ！
はかせ
地震波グラフの最初の揺れ始めの時刻こそ、その地点にP波が到達したタイミングじゃ。
ちーがくん
P波はS波より先に到達していて、揺れが小さいですね。
伝わる速度が早くてエネルギーが小さいP波の性質とも合ってる！
伝わる速度が早くてエネルギーが小さいP波の性質とも合ってる！
はかせ
一方、揺れの大きい主要動が始まったタイミングこそ、S波が到達したタイミングじゃな。
ちーがくん
これも伝わる速度が遅くてエネルギーが大きいS波の性質をよく表していますよね！
はかせ
そうじゃな。
地震波グラフの関係とP波S波との関係が分かれば、先ほど紹介した初期微動継続時間は「P波が到達してからS波が到達するまでの時間」ともいいかえることができるぞ！
地震波グラフの関係とP波S波との関係が分かれば、先ほど紹介した初期微動継続時間は「P波が到達してからS波が到達するまでの時間」ともいいかえることができるぞ！
ちーがくん
確かにそうですね！
2つの意味で理解しておければ、地震波グラフとP波・S波の関係はばっちりですね！
2つの意味で理解しておければ、地震波グラフとP波・S波の関係はばっちりですね！
まとめ
はかせ
今回は、地震波グラフの着眼点について解説した。
着眼点さえ分かればそれほどグラフの読み取りはそれほど難しくないということがわかってもらえたんじゃないかと思う。
着眼点さえ分かればそれほどグラフの読み取りはそれほど難しくないということがわかってもらえたんじゃないかと思う。
ちーがくん
着眼点が分かったおかげでP波・S波と地震波グラフとの関係がよく分かりました！次にわからなくなった時にも、改めて今回の内容を振り返ろうと思います。
はかせ！今日はありがとうございました！
はかせ！今日はありがとうございました！
地震波グラフとP波・S波の関係が分かりづらかったら…
はかせ
ここは多くの人がつまづきやすいところで、100%自信を持って理解しておく必要があるところじゃ。
もしまだ理解が追いついていないところがあったら、ぜひわしらが作ったメタバースに遊びに来てほしい。
もしまだ理解が追いついていないところがあったら、ぜひわしらが作ったメタバースに遊びに来てほしい。
先日公開したメタバース教材は、理科の教員の方からいただいた「地震波グラフと初期微動継続時間の関係がうまく伝わらない」「柱状図を立体的にみられる教材が欲しい」という声を基に制作しました。教材作成時間を減らすことで、私も教師の力になります。教材依頼は気軽にDMください！#教師のバトン pic.twitter.com/yL0SE0pNdf
— ちーがくん｜地学図解 (@spEarthScience) February 23, 2023
ちーがくん
地震波グラフだけじゃなくて、中1地学のつまづきやすい内容を中心にメタバース教材としてまとめています！
Clusterというプラットフォーム上で無料で誰でも入れるし、VRゴーグルがなくてもスマホやPCで入れるので、ぜひ遊びに来てください！
Clusterというプラットフォーム上で無料で誰でも入れるし、VRゴーグルがなくてもスマホやPCで入れるので、ぜひ遊びに来てください！
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
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