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ちーがくん
はかせ!やかんに水を入れて温めると、口からもくもくと白いものが上がっていますよね?
これの正体って一体何なのですか?
これの正体って一体何なのですか?
はかせ
確かに日常的によく目にする光景じゃが、その正体が何か気になるな。
よし、今回は熱したやかんの口から出ているものについて解説するぞ!
よし、今回は熱したやかんの口から出ているものについて解説するぞ!
日常でもよく目にする「熱したやかんの口からもくもくと出ている白いもの」の正体が何かご存知ですか?
中学理科で勉強した気がするけど、なんだっけ?という方も多いのではないでしょうか?
本記事を読めば、熱したやかんの口から出ている白いものの正体を図解で学ぶことができます。
今回は湯気と水蒸気の秘密について、モルモットたちと一緒に学んでいきましょう!
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白いものの正体は湯気だ!
ちーがくん
とは言いつつ大体やかんの口から出ている白いものの正体は何となく知ってるんですよね!
水が熱されて出てきているものだから、水蒸気ですよね?
水が熱されて出てきているものだから、水蒸気ですよね?
はかせ
そういう勘違いが多いんじゃが、違うんじゃよ。
やかんの口から出ている白いものの正体は液体の湯気なんじゃ。
やかんの口から出ている白いものの正体は液体の湯気なんじゃ。
ちーがくん
え?湯気?液体??
はかせ
確かにちーがくんの言うように、水を熱しているから水蒸気は出ているんじゃが、水蒸気は目に見えないんじゃ。
やかんの口から出てすぐの透明の部分が水蒸気、白く目に見えているのは液体の湯気なんじゃよ。
やかんの口から出てすぐの透明の部分が水蒸気、白く目に見えているのは液体の湯気なんじゃよ。
ちーがくん
えーっ、なんか納得できないですよ!
熱して出てきているものなんだし、白くてもやもやしてていかにも蒸気みたいじゃないですか!
熱して出てきているものなんだし、白くてもやもやしてていかにも蒸気みたいじゃないですか!
空気中に含める水蒸気量は限られている
はかせ
これについて理解するために、飽和水蒸気量を思い出してみてくれ。
ちーがくん
飽和水蒸気量とは、1㎥中に含まれる限界の水蒸気量でしたよね?
はかせ
そうじゃな。
ここでポイントなのは、気温が低下するほど含める水蒸気の量は少ないということなんじゃ。
ここでポイントなのは、気温が低下するほど含める水蒸気の量は少ないということなんじゃ。
ちーがくん
熱したやかんから湯気が出る仕組み
ちーがくん
けど、これと熱したやかんから湯気が出るのと何が関係あるんですか?
はかせ
それはな、湯気とは水蒸気が周りの空気で冷やされて含みきれなくなった水蒸気が液体になったものだからじゃ。
ちーがくん
水蒸気が周りの空気で冷やされて含みきれなくって液体に!?
はかせ
そうじゃ。やかんの中の水が熱されて水蒸気になると、やかんの口からは水蒸気が出てくるな。
しかしやかんの外は気温が低く、水蒸気は冷やされるんじゃ。
しかしやかんの外は気温が低く、水蒸気は冷やされるんじゃ。
ちーがくん
あっ!水蒸気が冷やされると空気中に含める水蒸気の量(飽和水蒸気量)は少なくなりますね!
となると含みきれなくなった水蒸気は液体になります!
となると含みきれなくなった水蒸気は液体になります!
はかせ
そこで出てきた液体の正体こそが、湯気なんじゃ。
水蒸気は気体で目に見えないが、湯気は液体なので目に見えるんじゃよ。
水蒸気は気体で目に見えないが、湯気は液体なので目に見えるんじゃよ。
ちーがくん
そういうことだったんだ!
すごくよく分かりました!
すごくよく分かりました!
まとめ
はかせ
今回は、熱したやかんの口から出ているものの正体について解説したぞ。
日常に潜む疑問を逃さず「何でだろう?」と考えるところに探求のヒントが隠されておるぞ。
日常に潜む疑問を逃さず「何でだろう?」と考えるところに探求のヒントが隠されておるぞ。
ちーがくん
やかんの口から出ていた白いものは水蒸気ではなく湯気だったのですね!中学で勉強した飽和水蒸気量の考え方を使えばすごく納得がいきました!
はかせ!今日はありがとうございました!
はかせ!今日はありがとうございました!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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