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ちーがくん
はかせ!天気予報では温暖前線とか寒冷前線とか、色々聞きますけど、前線って一体なんなのですか?
はかせ
確かに、前線の意味がよく分からずに使っている人が多いのも事実じゃな。
今回は前線について、図解でわかりやすく解説していくぞ!
今回は前線について、図解でわかりやすく解説していくぞ!
天気予報でよく耳にする「前線」
しかし、前線とはなにか知っている人は少ないのではないでしょうか?
この記事を読めば、前線について図解で理解できます。
今回は、前線についてモルモットたちと一緒に学んでいきましょう!
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前線とはなにか?
はかせ
前線とはなにかを理解するためにはまず、気団というものについて解説する必要があるんじゃ。
ちーがくん
気団…??
なんですかそれ?
なんですかそれ?
気団とは?
はかせ
気団というのは、同じような性質を持った空気の集まりのことじゃ。
ちーがくん
同じような性質を持った空気であれば、それは気団といえるわけですね!
はかせ
そうじゃ。わかりやすい例として、大陸と海の上にある空気について考えてみよう。大陸側には空気は乾燥した空気の集まりが、海側には湿潤な空気の集まりがある。
ちーがくん
これらはどちらも、同じような性質を持った空気の集まりであるため、気団と呼ばれるわけですね!
温度・湿度の違う気団同士がぶつかると?
ちーがくん
今の気団の話と前線って、何か関係があるのですか?
はかせ
そうなんじゃよ。
なぜなら、前線が発生している場所では、異なる気団同士がぶつかり合っているからなんじゃ。
なぜなら、前線が発生している場所では、異なる気団同士がぶつかり合っているからなんじゃ。
ちーがくん
どういうことですか?
はかせ
では、試しに異なる気団同士をぶつけ合ってみよう。
はかせ
ここに高温の気団と低温の気団とがある。これらをぶつけ合わせると、どうなると思う?
ちーがくん
簡単ですよ!
コーヒーと牛乳を混ぜたらコーヒー牛乳になるみたいに、全体が混ざり合うんじゃないですか?
コーヒーと牛乳を混ぜたらコーヒー牛乳になるみたいに、全体が混ざり合うんじゃないですか?
はかせ
それが違うんじゃよ。これらは混ざり合わずに、境界面ができるんじゃ。
ちーがくん
そんな!なんでですか!?
はかせ
気団の定義を思い出すんじゃ。気団は同じような性質を持った空気の集まりなんじゃ。性質の違う空気同士がぶつかり合えば、混ざり合わずに境界面ができるじゃろう。
ちーがくん
あっ!確かに、今回の場合なら、高温の空気は密度が小さく、低温の空気は密度が大きいので、混ざり合わないですね。
はかせ
そうじゃ。ここまで理解できれば、もう前線について理解できたも同然じゃ!
地表と境界面が交わった部分が前線!
はかせ
このように、異なる気団同士がぶつかると境界面ができる。その境界面と地表とが交わった部分を前線、境界面を前線面と呼ぶんじゃ!
ちーがくん
なるほど!お天気コーナーでよく見る前線というのは、異なる気団の境界と、地表とが交わった点のことだったのですね!
はかせ
そうじゃ。そのような視点で天気図を見ると、少し見え方が変わってくるじゃろう。
まとめ
はかせ
今回は、前線について解説した。これまでは何のことかよく分かっていなかった前線も、前線のでき方から考えれば理解が深まるじゃろう。
ちーがくん
とてもよく分かりました!天気予報の前線の見方がすごく変わりましたね。友達にも教えてあげようと思います!
はかせ!今日はありがとうございました!
はかせ!今日はありがとうございました!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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