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ちーがくん
P波とS波について勉強した時に、P波が縦波、S波が横波って勉強したんですけど、納得いきません!どういう風に覚えればいいんですか?
はかせ
お困りのようじゃな。今回は、P波とS波、縦波と横波の関係について解説するぞ。
地学基礎や物理基礎の授業などで、「P波は縦波」「S波は横波」というのを耳にしたことがある人も多いと思います。
しかし、これらは直感的にイメージが湧きづらく、混乱してしまいがちですよね。
今回は、混乱してしまいがちなこれらの波について、モルモットたちと一緒に学んでいきましょう!
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P波・S波とは
はかせ
まずは前提として、P波とS波についておさらいしておこう。
これらの波はどちらも、地震波の一種であり、地震の発生に伴って同時に発生する波じゃ。
P波はエネルギーが小さくて伝わる速度が速いという特徴が、S波にはエネルギーが大きくて伝わる速度が遅いという特徴があるぞ。
これらの波はどちらも、地震波の一種であり、地震の発生に伴って同時に発生する波じゃ。
P波はエネルギーが小さくて伝わる速度が速いという特徴が、S波にはエネルギーが大きくて伝わる速度が遅いという特徴があるぞ。
ちーがくん
地震の揺れを感じた時に最初にカタカタと縦に揺れるのがP波、後から来る大きな横揺れがS波ですね!
よくある解説
はかせ
よくある解説はこんな感じじゃな。
ちーがくん
そうです!
こんな感じの図だけ見せられて、とりあえずP波は縦波!S波は横波!って言われても…って感じなんです(汗)
こんな感じの図だけ見せられて、とりあえずP波は縦波!S波は横波!って言われても…って感じなんです(汗)
はかせ
そうじゃな。この図だけでは、見方によっては縦波にも横波にも見えてしまうという非常に厄介な図じゃな。
ちーがくん
どうすればすっきり覚えられますか?
「波の進行方向が基準」と覚える
はかせ
この図は、基準となるものを考えてやるだけで縦の横の基準ができて一気に覚えやすくなるぞ。
その基準というのが、「波の進行方向」なんじゃ。
その基準というのが、「波の進行方向」なんじゃ。
ちーがくん
「波の進行方向」ですか!
はかせ
そうなんじゃ。
例えばP波では、波の進行方向と比べて、同じ方向に振動しておるな。これこそが縦波じゃ。
例えばP波では、波の進行方向と比べて、同じ方向に振動しておるな。これこそが縦波じゃ。
ちーがくん
それに対してS波では、波の進行方向と直角の向きに振動しているため、横波であるというわけですね!
これまで縦とか横とかで混乱していたのは、その基準を知らなかったからなんですね!
これまで縦とか横とかで混乱していたのは、その基準を知らなかったからなんですね!
魚好きな人向け:「魚の縞と同じ」と覚える
はかせ
魚好きな人には、「魚の縞と同じ」と覚える覚え方があるぞ。
早速じゃがちーがくん。この魚の縞は、縦縞と横縞のどちらか、分かるかな?
早速じゃがちーがくん。この魚の縞は、縦縞と横縞のどちらか、分かるかな?
ちーがくん
簡単ですね!横向きなので、横縞です!
はかせ
それが違うんじゃ。これは縦縞なんじゃ。
ちーがくん
ええぇ!混乱してきました!
はかせ
しかしな、混乱する理由はさっきのP波とS波と同じで、基準がないからじゃ。
さっきのP波とS波は、「波の進行方向」が基準じゃったな。
今回の場合は、波ではなく「魚の進行方向」が基準になる。
さっきのP波とS波は、「波の進行方向」が基準じゃったな。
今回の場合は、波ではなく「魚の進行方向」が基準になる。
ちーがくん
そういうことですか!そういう視点から考えると、さっきの魚は縦縞ですね!
はかせ
そうなんじゃ。このように、先ほどの波の考え方は魚の縞と同じなんじゃ。
ちーがくん
だから、魚好きな人はこっちと関連させて覚えられるっていうことになるんですね!
まとめ
はかせ
今回は、混乱してしまいがちな「P波=縦波」「S波=横波」について解説した。これらは縦と横の基準を設けてやることによって、ずっと理解がしやすくなるぞ。
ちーがくん
基準を設けたことで、混乱しなくなりました!これからもこの考え方を使っていきたいと思います。
はかせ!今日はありがとうございました!
はかせ!今日はありがとうございました!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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