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ちーがくん
はかせ!僕は今度、共通テスト地学基礎を受ける予定です。
共通テスト地学基礎でよく出る問題を知りたいです!
共通テスト地学基礎でよく出る問題を知りたいです!
はかせ
確かに共通テスト地学基礎には、毎年のように出題されている頻出ポイントがあるな。
よし、今回はそんな共通テスト地学基礎の頻出ポイントを20個に厳選するぞ!
よし、今回はそんな共通テスト地学基礎の頻出ポイントを20個に厳選するぞ!
文系の生徒の多くが理科基礎科目で受験する「地学基礎」
あまり地学基礎の対策に時間を割けない…という人も多いのではないでしょうか?
本記事を読めば、共通テスト地学基礎の頻出ポイント20選を図解で学ぶことができます。モルモットたちと一緒に学んでいきましょう!
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Contents
共通テスト地学基礎頻出ポイント20選
はかせ
ここから共通テスト地学基礎の頻出ポイント20選を一気に紹介していくぞ!
①断層の上盤(うわばん)と下盤(したばん)
はかせ
共通テスト地学基礎 頻出ポイントの1つ目は「断層の上盤(うわばん)と下盤(したばん)」じゃ。
ちーがくん
これはどっちが上盤か下盤か、混乱してしまいがちですよね。断層面に対して上か下かで判断するんでした!
はかせ
これ単体で問われることはあまりないが、次に紹介する正断層と逆断層を区別する上で必要になる知識なので、しっかり押えておいてくれ。
②正断層と逆断層
はかせ
共通テスト地学基礎 頻出ポイントの2つ目は「正断層と逆断層」じゃ。
ちーがくん
正断層か逆断層かは、上盤が上がっているか下がっているかで判断するんでしたよね!
はかせ
そうじゃな。
上盤が下がっていたら正断層、上がっていたら逆断層じゃな。
上盤が下がっていたら正断層、上がっていたら逆断層じゃな。
③断層の力の加わり方
はかせ
共通テスト地学基礎 頻出ポイントの3つ目は「断層の力の加わり方」じゃ。
ちーがくん
正断層や逆断層になるときには、断層にどのような力が加わっているのかということですね!
はかせ
そうじゃ。左右に引っ張る力がかかると上盤が下がり正断層、左右から圧縮する力が加わると上盤が上がって逆断層になるんじゃ。
④地震情報の×は震源
はかせ
共通テスト地学基礎 頻出ポイントの4つ目は「地震情報の×は震源」じゃ。
ちーがくん
よくあるテレビやインターネットの地震情報で目にする✕印は震源を表しているんですね!
はかせ
そうじゃ。このように震源は点で表されることに注目じゃ。
震源が岩石の破壊現象が最初に起こった点のことを表しているので、震源は点で表されるんじゃ!
震源が岩石の破壊現象が最初に起こった点のことを表しているので、震源は点で表されるんじゃ!
⑤震源・震央の違い
はかせ
共通テスト地学基礎 頻出ポイントの5つ目は「震源・震央の違い」じゃ。
はかせ
岩石の破壊が最初に起こった点である震源の真上にある点が震央じゃ。
震央から震源までの距離を震源の深さと呼ぶぞ。
震央から震源までの距離を震源の深さと呼ぶぞ。
ちーがくん
地震情報で耳にする「震源の深さは○km」はこの部分にあたるんですね!
はかせ
あとは観測地点から震源までの距離を震源距離、観測地点から震央までの距離を震央距離と呼ぶぞ。
ちーがくん
これは名前の通りなので分かりやすいですね!
⑥震度とは?
はかせ
共通テスト地学基礎 頻出ポイントの6つ目は「震度とは?」じゃ。
はかせ
震度は揺れの大きさを示すので、場所によりその大きさが異なるんじゃよ。
ちーがくん
確かに!異常震域などの例外を除いて、一般的には震源から遠いほど揺れの大きさは小さくなる傾向がありますよね!
⑦マグニチュードとは?
はかせ
共通テスト地学基礎 頻出ポイントの7つ目は「マグニチュードとは?」じゃ。
ちーがくん
テレビの地震情報では「地震の規模を示すマグニチュードは…」とよく耳にすることからも、マグニチュードは地震そのものの規模を示しているんですね!
はかせ
そうじゃな。1つに地震に対してマグニチュードは1つであるため、どの場所でも大きさは同じなんじゃ。
先ほどの震度とこのマグニチュードを混乱させようとしてくる問題は本当に頻出なので、しっかり区別してくれ。
先ほどの震度とこのマグニチュードを混乱させようとしてくる問題は本当に頻出なので、しっかり区別してくれ。
⑧地震波の初期微動と主要動
はかせ
共通テスト地学基礎 頻出ポイントの8つ目は「地震波の初期微動と主要動」じゃ。
はかせ
地震波のうち、P波による地震の初めの小さな揺れを初期微動、S波によって後から来る大きな揺れを主要動と呼ぶんじゃ。
ちーがくん
この初期微動と主要動は実際の地震でも感じますよね!
地震が来ると、初めに小さな縦揺れがあって、その後に大きな横揺れがありますよね!
地震が来ると、初めに小さな縦揺れがあって、その後に大きな横揺れがありますよね!
⑨日本周辺の4つのプレート
はかせ
共通テスト地学基礎 頻出ポイントの9つ目は「日本周辺の4つのプレート」じゃ。
はかせ
日本周辺には太平洋プレート、北アメリカプレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレートがあるな。
これらの日本周辺の4つのプレートの配置を覚えておくんじゃ。
これらの日本周辺の4つのプレートの配置を覚えておくんじゃ。
ちーがくん
このプレート境界で地震が多く発生しやすいんですよね。
はかせ
そうじゃな。地震のメカニズムは次の頻出ポイントで紹介するぞ。
⑩地震のメカニズム
はかせ
共通テスト地学基礎 頻出ポイントの10個目は「地震のメカニズム」じゃ。
はかせ
先ほどのプレート境界に関連して、地震が発生する仕組みがよく問われるぞ。
大陸プレートが海洋プレートに引きずり込まれて、ひずみが蓄積していくんじゃ。
大陸プレートが海洋プレートに引きずり込まれて、ひずみが蓄積していくんじゃ。
ちーがくん
そのひずみが耐えきれなくなった時にプレートが跳ね上がって地震が発生するんでしたね。
東日本大震災もこの仕組みで起きてしまったんですよね。
東日本大震災もこの仕組みで起きてしまったんですよね。
はかせ
そうじゃな。このようにプレート境界では巨大地震が発生しやすいんじゃよ。
⑪P波とS波
はかせ
共通テスト地学基礎 頻出ポイントの11個目は「P波とS波」じゃ。
はかせ
P波とS波は地震波の一種であり、地震に伴って同時に発生する波じゃ。
P波はエネルギーが小さくて伝わる速度が速いという特徴が、S波にはエネルギーが大きくて伝わる速度が遅いという特徴があるぞ。
P波はエネルギーが小さくて伝わる速度が速いという特徴が、S波にはエネルギーが大きくて伝わる速度が遅いという特徴があるぞ。
ちーがくん
このP波とS波の理解は、先ほどの初期微動と主要動を理解する上でも必要不可欠ですね!
⑫緊急地震速報の仕組み
はかせ
共通テスト地学基礎 頻出ポイントの12個目は「緊急地震速報の仕組み」じゃ。
はかせ
緊急地震速報は先ほど紹介したP波とS波のうち、先に到達するP波を観測して速報を出すんじゃ。
地震計のデータは気象庁に送られ、震度5弱以上の揺れが予想される場合に、緊急地震速報がテレビ局などに伝えられるんじゃ。
地震計のデータは気象庁に送られ、震度5弱以上の揺れが予想される場合に、緊急地震速報がテレビ局などに伝えられるんじゃ。
ちーがくん
なるほど!こうして僕らは緊急地震速報を受信していたんですね。
P波を観測して、S波が到達するまでに緊急地震速報を出す、まさに地震波との競走ですね!
P波を観測して、S波が到達するまでに緊急地震速報を出す、まさに地震波との競走ですね!
⑬地球はオレンジ!
はかせ
共通テスト地学基礎 頻出ポイントの13個目は「地球はオレンジ!」じゃ。
はかせ
これは17世紀末頃にあった地球が縦長か横長かという論争「地球はレモンか?オレンジか?」が元になっているぞ。
ちーがくん
結局地球は赤道方向に膨らんだ横長なんですよね!地球はオレンジなんだ!
はかせ
これはほんとによく出るぞ。次から説明するその根拠と合わせて押さえておくんじゃ。
⑭地球が完全な球体だったら?
はかせ
共通テスト地学基礎 頻出ポイントの14個目は「地球が完全な球体だったら?」じゃ。
ちーがくん
地球がレモンかオレンジかを判断する上で、緯度1°あたりの子午線弧の長さを比較したんですよね?
これがいまいちピンとこないんですよね。
これがいまいちピンとこないんですよね。
はかせ
地球がオレンジの根拠について理解できるかどうかが、地学基礎の1つの山場といっていい。
それを理解するためにまず考えてほしいのが「地球が完全な球体だったら?」ということじゃ。
それを理解するためにまず考えてほしいのが「地球が完全な球体だったら?」ということじゃ。
ちーがくん
地球が完全な球体だったら?
えーっと、緯度に関係なく子午線弧の長さは同じになるはずですね。
えーっと、緯度に関係なく子午線弧の長さは同じになるはずですね。
はかせ
そうなんじゃ。これを踏まえて次のポイントじゃ。
⑮地球がオレンジである根拠
はかせ
共通テスト地学基礎 頻出ポイントの15個目は「地球がオレンジである根拠」じゃ。
はかせ
地球が赤道方向に膨らんだオレンジであるということは、先ほどの完全な球体のように緯度1°あたりの子午線弧の長さは同じにはならないな。
ちーがくん
あっ!高緯度側が横につぶれている分、緯度1°あたりの子午線弧の長さが長くなるんですね!
はかせ
そうじゃな。だから「高緯度ほど1°あたりの子午線弧が長くなる」というのは、地球が横長であることの根拠になるんじゃ!
⑯金星はどんな惑星?
はかせ
共通テスト地学基礎 頻出ポイントの16個目は「金星はどんな惑星?」じゃ。
はかせ
金星の大気は二酸化炭素からなり、大気圧は地球の90倍であると言われている。この二酸化炭素の温室効果により、表面は460℃もの高温なんじゃよ。
ちーがくん
表面温度が460℃ですか!暑いどころの話じゃないですよ!
はかせ
さらに硫酸の雲におおわれて硫酸の雨が降ること、自転が太陽系の惑星の中で唯一逆向きであるというのが特徴じゃぞ。
ちーがくん
硫酸が雨で降ってくるなんて、地球とは全く異なる環境なんですね!
はかせ
画像にまとめた内容はどれもよく出題されるので、覚えておくんじゃ!
⑰太陽大気の成分
はかせ
共通テスト地学基礎 頻出ポイントの17個目は「太陽大気の成分」じゃ。
はかせ
太陽大気の主成分は水素とヘリウムからなり、そのうち水素は92.5%を占めるんじゃ。
ちーがくん
宇宙空間では水素とヘリウムが主人公、が合言葉でしたね!
このイメージを強く持っておきます!
このイメージを強く持っておきます!
⑱太陽の核融合反応
はかせ
共通テスト地学基礎 頻出ポイントの18個目は「太陽の核融合反応」じゃ。
はかせ
恒星の内部では核融合反応と呼ばれる、軽い原子核同士がくっついて重い原子核ができる反応が起きているんじゃ。
現在の太陽を含む主系列星はこの核融合反応のうち、水素からヘリウムができる核融合反応をしているということなんじゃ。
現在の太陽を含む主系列星はこの核融合反応のうち、水素からヘリウムができる核融合反応をしているということなんじゃ。
ちーがくん
⑲地球型惑星と木星型惑星
はかせ
共通テスト地学基礎 頻出ポイントの19個目は「地球型惑星と木星型惑星」じゃ。
ちーがくん
地球から近い順に、水星・金星・地球・火星が地球型惑星、木星・土星・天王星・海王星が木星型惑星でしたよね!
はかせ
そうじゃな。一番の特徴はその内部構造の違いじゃ。
地球型惑星は表面が岩石、核が金属からなるが、木星型惑星は表面が気体や液体、中心が岩石からなるんじゃな。
地球型惑星は表面が岩石、核が金属からなるが、木星型惑星は表面が気体や液体、中心が岩石からなるんじゃな。
ちーがくん
木星型惑星は表面が気体や液体なので、固体である地球型惑星よりも密度が小さいんですよね!
⑳地球と太陽の半径の違い
はかせ
共通テスト地学基礎 頻出ポイントのラストは「地球と太陽の半径の違い」じゃ。
はかせ
太陽の半径は地球半径の109倍という、とんでもない大きさなんじゃよ。
ちーがくん
衝撃的な大きさの違いですよね。この大きさの差が知識として問われるのですか?
はかせ
知識で直接マークすることは少ないんじゃが、計算問題などでこの大きさの違いを知っている前提で計算させるものが出てくるぞ。
しっかりと覚えておこう!
しっかりと覚えておこう!
まとめ
はかせ
今回は共通テスト地学基礎の頻出ポイントを20選にまとめて解説したぞ。
今回紹介した頻出ポイントは本当によく出る問題ばかりじゃ。ぜひ最初にマスターしてくれ。
今回紹介した頻出ポイントは本当によく出る問題ばかりじゃ。ぜひ最初にマスターしてくれ。
ちーがくん
共通テスト地学基礎に割ける時間はあまり長くはないですが、スキマ時間などにこの記事を読み直して復習すると定着率が上がりますね!
地学基礎受験をする友達にも紹介します。はかせ!今日はありがとうございました!
地学基礎受験をする友達にも紹介します。はかせ!今日はありがとうございました!
高画質版まとめ画像ダウンロードはこちらから!
はかせ
今回紹介した共通テスト地学基礎の頻出ポイント20選のまとめの高画質版は、「ダウンロードはこちら!」ボタンからダウンロードできるぞ。必要に応じてダウンロードしてみてくれ。
共通テスト地学基礎 過去問演習講座はこちら!
はかせ
共通テスト地学基礎はセンター試験の時代から繰り返し問われている問題が多くあるので、しっかり過去問を繰り返すとよいぞ。
ちーがくん
まだ過去問に手をつけていない人は、まずはこのサイトにある3回分の過去問演習を解いてみてくださいね!
全問動画解説付きで、初めての過去問演習にぴったりです!
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