海の疑問

【図解】海が青い理由は?子供にもわかるように簡単に解説!

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ちーがくん
ちーがくん
はかせ!海の水は青く見えるのに、水をすくってみると透明に見えますよね?
これってすごく不思議じゃないですか?どうして海は青く見えるんでしょうか?
はかせ
はかせ
確かにすくうと透明な水が、海では青く見えるのは不思議じゃな。しかしこれにはしっかりとした理由があるんじゃ。
よし、今回は海が青い理由について解説するぞ!

地球のおよそ7割を占める「海」

どうして海は青く見えるのかよく知らない…という方も多いのではないでしょうか?

本記事を読めば、海が青い理由を図解で学ぶことができます。

今回は、海が青い理由についてモルモットたちと一緒に学んでいきましょう!

太陽光は様々な波長の集まり!

はかせ
はかせ
海が青い理由を知るために、まずは「太陽光が様々な波長の集まりである」ということを押さえて置いてほしい。
はかせ
はかせ
太陽光には可視光線という目に見える光が含まれている。この可視光線には虹の7色である「赤橙黄緑青藍紫(せきとうおうりょくせいらんし)」が含まれているんじゃ。
ちーがくん
ちーがくん
空が青い理由とかでも「太陽光は様々な波長の光の集まりである」ということがポイントでしたよね!
はかせ
はかせ
そうじゃな。普段日常的に生活していても、太陽光がこれらの波長の集まりであることは実感しづらいからな。
身の回りの疑問を解消する上でのポイントになることが多いんじゃ。

水分子は赤色系の光を吸収する

はかせ
はかせ
海が青く見える理由として、海を構成する水の分子が関係しているんじゃ。
はかせ
はかせ
これは比較的最近わかったことなんじゃが、水分子には赤色系の波長の光を吸収する性質があるんじゃ。
ちーがくん
ちーがくん
水分子が赤色系の光を吸収!?
はかせ
はかせ
そうじゃ。つまり様々な波長の集まりである太陽光が海に入ると、可視光線のうち赤色系の光を吸収してしまう。
それによって青色系の波長の光のみが残るんじゃ。
ちーがくん
ちーがくん
なるほど!
水分子は可視光線の全ての波長を吸収するのではなくて、赤色系の光を吸収するのですね!

残った青色光が反射して人の目に届く

はかせ
はかせ
その後、水分子に吸収されずに残った青色光が海底面や海中の浮遊物に反射するんじゃ。
はかせ
はかせ
その反射した光が人の目に届くことで、海が青いと感じるんじゃよ。
ちーがくん
ちーがくん
なるほど!そういうことだったんですね。
赤色系の波長が吸収され、青色系の波長のみが残って目に入ってくるから、海は青く見えるんですね!

まとめ

はかせ
はかせ
今回は、海が青い理由について解説したぞ。
一見複雑そうな疑問も、それぞれに分解して考えればそれほど難しくないことが分かるじゃろう。
ちーがくん
ちーがくん
海が青いのには、水分子のもつ性質が関係していたんですね!海が青い理由が分かると、海水浴ももっと楽しめそうです。
はかせ!今日はありがとうございました!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

地学系大学生ブロガー/気象予報士
ちーがくん
地学教育を普及させるために文系コースから高3で理転した大学生です。大学では地球科学を専攻し、現在は気象系の研究室に所属しています。地学教育の空洞化を食い止めるために、当ブログを運営しています。このブログを通じて、地学教育の実態や、地学の魅力をお伝えしていきます!
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